Docker Compose のデプロイメント
このページでは、Docker Compose を使った Hagicode のデプロイ方法を説明します。サーバー、NAS、チームでの共有、環境の分離が必要な場面に適しています。個人のローカル環境で使う場合は、まず Microsoft Store または Desktop を検討してください。
Docker Compose を選ぶ理由
- 環境が分離されるため、依存関係の競合が起きにくくなります
- 現在サポートされている Hagicode のサービス構成を一度に起動できます
- 設定、アップグレード、メンテナンスの方法が統一されます
- ホストマシンに必要なのは Docker だけで、Node.js や Git を別途インストールする必要はありません
既定のデータストレージについて
現在サポートされている Docker Compose テンプレートは、既定のローカル SQLite データパスに沿って永続データを構成しています。ほとんどの場合、ホストマシン上に独立したデータベースサービスを別途用意する必要はありません。
ビデオチュートリアル
最初に全体の流れを確認したい場合は、ビデオチュートリアルをご覧ください。
ビデオの内容:
- Docker Compose デプロイの全体の流れのデモ
- 設定ファイルの生成と変更の手順
- サービスの起動と確認の手順
- よくある問題と解決策
動画の長さ: 約 15 分
前提条件
始める前に、お使いのシステムに Docker と Docker Compose がインストールされていることを確認してください。
Docker のインストール
Windows
Docker Desktop for Windows をダウンロードしてインストールします。インストールが完了したら、Docker Desktop が実行中であることを確認してください。
macOS
Docker Desktop for Mac をダウンロードしてインストールします。インストールが完了したら、Docker Desktop が実行中であることを確認してください。
Linux
お使いのディストリビューション向けに、Docker 公式ドキュメントに従って Docker Engine と Docker Compose プラグインをインストールしてください: Install Docker Engine。ディストリビューションごとにパッケージのリポジトリやパッケージ名が異なるため、他のディストリビューション向けのコマンドをそのまま使用しないでください。
インストールが完了したら、Docker サービスを起動し、起動時に自動で開始されるよう設定します。
sudo systemctl start dockersudo systemctl enable dockerインストールの確認
インストールが完了したら、次のコマンドを実行して、Docker と Docker Compose が正しくインストールされていることを確認します。
docker --versiondocker compose versionクイックスタート
1. Docker Compose 設定ファイルの生成
Docker Compose Builder を使って docker-compose.yml を生成します。これは独立したサイトで、生成ルールと更新内容はそのサイトの内容が正となります。
ジェネレーターは次の機能をサポートしています。
- API プロバイダー (Zhipu AI、Anthropic 公式、カスタム API) の選択と、API URL および Token の設定
- ポート、コンテナ名、永続化ディレクトリ、作業ディレクトリのカスタマイズ
- 内蔵データベースまたは外部データベースの選択
- Windows / Linux のプラットフォームの違いや、よくあるファイル権限の問題への自動対応
- サポートされている Docker Hub イメージの利用
手順:
- Docker Compose Builder を開きます。
- 必要に応じて設定を入力します。API プロバイダーを選択し、ポート、データベース、作業ディレクトリなどのオプションを設定します。
- 生成ボタンをクリックして、
docker-compose.ymlの設定を取得します。 - 生成された設定を
docker-compose.ymlファイルとして保存します。 - 必要に応じて
.envファイルを作成して機密情報を設定し、Token を compose ファイルに直接書き込まないようにします。
イメージの入手元
ジェネレーターは、サポートされているイメージの入手元として Docker Hub を使用します。
- イメージのアドレス:
newbe36524/hagicode:{tag} - 該当するシナリオ: Docker Hub のミラーアクセラレーションを利用できるユーザーに適しています
- 注意事項: 地域によっては、ミラーアクセラレーターの設定が必要になる場合があります
API Token の取得
Docker デプロイでは、ジェネレーターで設定した API プロバイダーを通じてモデルにアクセスします。あらかじめ利用可能な API Token を用意してください。
Zhipu AI: API Token を取得 →
- 中国国内から安定してアクセスでき、応答も速い
- コストパフォーマンスが高く、日常使いに適している
Anthropic 公式: API Token を取得 →
- Anthropic のサービスを直接利用する
ジェネレーターでカスタム API を選択することもできます。
2. サービスの起動
docker-compose.yml があるディレクトリで、次のコマンドを実行します。
docker compose up -dこのコマンドは次の処理を行います。
- 生成された設定で定義されている Hagicode コンテナをダウンロードして起動する
- ネットワークを作成して構成する
- 既定のデータディレクトリとランタイムの依存関係を初期化する
3. サービス状態の確認
コンテナが実行中であるかを確認します。
docker compose ps生成された設定で定義されたサービスが「running」状態で表示されるはずです。
サービスのログを表示します。
# すべてのサービスのログを表示docker compose logs
# Hagicode サービスのログを表示docker compose logs hagicode
# ログをリアルタイムで追跡docker compose logs -f hagicodeアプリケーションへのアクセス
サービスが正常に起動したら、ブラウザから次のアドレスにアクセスします。
http://localhost:45000ジェネレーターでポートを変更した場合は、設定したホスト側のポートを使用してください。初めて開くと初期化ウィザードが表示されます。続けて 初期化ウィザードのセットアップ を参照してください。
設定の変更
設定を変更したい場合 (ポートの変更、API プロバイダーの切り替えなど) は、次のいずれかの方法で行えます。
- Docker Compose Builder を使って新しい設定を生成し直す
docker-compose.ymlと.envファイルを手動で編集する- コンテナを再作成して、設定を反映させる
docker compose up -ddocker compose restart は既存のコンテナを再起動するだけで、docker-compose.yml や .env の変更は反映されません。設定を変更したあとは docker compose up -d を使用してください。
データの永続化
現在サポートされている Docker Compose の構成では、既定で SQLite のデータファイルと永続ボリュームを使用します。データのマウント先やバックアップ方針を確認したい場合は、生成された docker-compose.yml にあるボリュームとデータディレクトリのマッピング設定を直接確認してください。
日常のメンテナンス
停止と起動
# サービスを停止 (コンテナとデータは保持)docker compose stop
# 再び起動docker compose start
# 停止してコンテナを削除 (データボリュームは保持される)docker compose downdocker compose down に安易に -v を付けないでください。compose ファイルで宣言されたデータボリュームも一緒に削除されます。
バージョンのアップグレード
- アップグレードの前に、データディレクトリをバックアップします (後述)。
docker-compose.ymlのイメージタグnewbe36524/hagicode:{tag}を目的のバージョンに変更するか、ジェネレーターで設定を生成し直します。- 新しいイメージを取得して、コンテナを再作成します。
docker compose pulldocker compose up -dデータのバックアップ
まず docker compose stop を実行してサービスの書き込みを止め、docker-compose.yml のボリュームとデータディレクトリのマッピングに対応するディレクトリまたはデータボリュームをバックアップします。そのあと docker compose start を実行してサービスを再開します。
次のステップ
これで Hagicode のデプロイが完了しました。続けて次の手順に進んでください。
- 初期化ウィザードのセットアップ を読み、デフォルトの Hagicoder と最初のプロジェクトを作成します。
- 会話セッションの作成 で、まず読み取り専用モードでプロジェクトを把握し、必要に応じて 提案セッションの作成 に進みます。
デスクトップアプリケーションを使いたい場合は、Desktop インストールガイド を参照してください。
HagiCode
HagiCode はエージェント型コーディングワークスペースです。OpenSpec ワークフローで変更を計画し、マルチエージェント実行で進め、Hero Dungeon で長い作業の進み具合を見える化して、アイデアを出荷できるソフトウェアにします。
よりスマートで速く、楽しいエージェント型ワークフローで、使いやすいソフトウェアを形にします。
- スマートOpenSpec ワークフローが意図を、提案・設計・タスクから変更のリリースまで実行可能な道筋にします。
- 効率的マルチエージェント実行で調査・実装・レビューを並行して進め、複数リポジトリや使い慣れた Agent CLI にも対応します。
- 楽しいHero Dungeon が長時間のコーディングを、ヒーロー・進行状況・実績が見える冒険に変えます。
HagiCode の概要

ワークベンチ:すべてのセッションを 1 つのカンバンボードに集約。 
提案は作成、起草、レビューを経て、実行とアーカイブへ進みます。 
Hero Dungeon:ヒーローが作業を進め、進行状況・レベル・物語を見守れます。
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